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洞爺湖 - 洞爺サンパレス(その2)

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猛暑に襲われる都会を離れ、犬と涼しい場所へ避難したいと思い立ち、北海道道南へ3泊4日の旅程で向かうことにした。羽田空港で、愛犬はお気に入りのクマのぬいぐるみを同伴させてクレートに。一旦お別れ。空路1時間半ほどで千歳空港へ到着。飛行機から降りて20分ほどで愛犬と再会。
レンタカーで洞爺湖へ向かう。空港で乗車した時に、東京とは4度ほど気温が違うことに気づいたが、道央自動車道を進むにつれどんどん涼しさが増してくる。

途中から牧場や馬の移送車を見るにつれ、北海道に来たことを実感する。洞爺湖近くの有珠山SAで休憩。

太平洋を臨む広い芝生があり、ドッグランが併設されている。貸しきり状態のため愛犬は喜んで歩き回る。有珠山SAにはレストランがあるが、そこで注文した品を外のテラス席で食べることが出来るので、犬連れには非常に助かる。インターからは煙を上げる昭和新山も見えた。

有珠山SAから20分ほどで洞爺湖ICへ到着、そこから5分ほどで洞爺湖温泉街に着いた。静かな水面と木々で覆われた洞爺湖湖畔に佇む「サンパレス洞爺」に3泊滞在する。

犬と泊まれる部屋は「クリスタル館」にある。持参した乳母車に愛犬を乗せフロントから移動する。部屋に到着すると、我が愛犬の名前が入った「表札」がドア近くに準備してくれていて、思わぬサプライズに心から嬉しかった。部屋はフロントから1つ下のフロアーにあり、目の前に洞爺湖が広がっている。

テラスが付いている。部屋はバストイレつきの和室で、畳はプラスチック製、ソファーもビニール張りがしてあり、愛犬と非常に過ごしやすいつくりになっている。まったく犬の匂いなどはせず、清潔に整えられている。部屋は電気を消していても、湖が近くて明るく、かつ非常に涼しい。エアコンが付いているが、全く要らない程だった。

夜は8時50分から花火が毎日打ちあがり、後半は洞爺湖の小島(部屋の真正面)が打ち上げ場所になるため、目の前いっぱいに花火が広がり、贅沢な経験ができて感動した。(打ち上げの衝撃波が脚に伝わるくらいの近さですので、怖がりのワンちゃんにはつらいかもしれません)。

夜になると気温はさらに下がり17度だった。部屋を出て階段を1つ下りるとそこが大浴場になっており、部屋からの移動距離が短く便利である。食事は朝・夕バイキングとなっており、フロント近くの大レストランでいただく(犬は同伴できません)。伺った日は道内の小学校の修学旅行が2校、中国人のツアー客、日本人のツアー客でごった返していた。

誰がどこに座っているかを把握するのが難しいくらいの広さである。お料理はやはり海の幸が美味しい。また朝食のパンは、バイキングで山盛りになっているが、これが実に美味しかった。

部屋に案内してくれたスタッフも「私も犬を飼っているんですよ」と教えてくれ、非常にフレンドリーな対応で暖かい気持ちになった。テラスから眺められる中庭は、ホテルフロントから部屋へ移動する途中に出入り口があり、そこから散歩させることができる。

我が愛犬はこのホテルの部屋が非常に気に入り、我が家のようにすっかりくつろいでいた。旅行であると理解していない様子だった。おそらく本人的には住むつもりでいたと思う。それぐらい居心地がよかったらしい。

2日目は朝から車で昭和新山へ向かう。

乳母車に入れ、犬と一緒に熊牧場に入る。熊の匂いと吠える声に愛犬ともども圧倒される。

その後昭和新山ロープウェイに乳母車のまま乗って山頂へ移動し、愛犬と散策を楽しむ。

湖畔より涼しいかと思ったが、活火山帯のせいなのか、思ったより暑い(といっても東京よりは涼しい)。空気が澄んでいるため、非常に清清しい。途中にベンチなど休憩するところがあった。

その後、道央道へ戻り有珠山SAで昼食。上りのSAにもやはりドッグランがあり、レストランも同じつくりになっている。こちらでも愛犬は楽しく過ごす。

昼食後は室蘭へ向かう。

白鳥大橋を通過し、地球岬へ到着。生憎の曇り空で、「真っ青な空、真っ青な海面、丸い水平線、白い灯台」といった写真は取れなかったが、幸せの鐘を鳴らして、今後の幸運を祈った。

次は登別温泉の地獄谷へ向かう。愛犬を乳母車に乗せ、地獄谷の遊歩道を進む。硫黄の煙が立ち昇り源泉が湧き出すスポットへ進む家族と離れ、愛犬と遊歩道の途中で休憩していると、中国人の修学旅行の一団に取り囲まれる。愛犬と旅行しているのが珍しいらしく、乳母車に乗った我が愛犬は各生徒から写真を撮られていた。この写真が海外に行くのだなあ、この人たちの記憶に我が愛犬が残るのだなあと思うと、嬉しさが心の中であふれた。

その後、引き続き地獄谷〜大沸池〜具多良湖とドライブを楽しみ、途中の小川に設けられた天然の足湯スポットで疲れを癒した。

夕食は、また道央道を上って白老ICを出て5分ほどのところにある天野ファミリーファームでバーベキュー。駐車場の横がガーデンになっていて、ハーブや野菜が栽培されていて、ウサギが飼われていたり、辺りを子ヤギが歩いてきたりする。愛犬連れでもテラス席はOKである。現地の牛(白老牛)の美味しいお肉を堪能した。松坂牛や近江牛にも劣らない…とサイトに書いてあったが、そのとおりの素晴らしい肉質で、旅の醍醐味のひとつとなった。車で来てしまったのでお酒は楽しめなかったが大満足だった。価格も良心的で、愛犬連れには非常にお勧めである。

夕食後は、登別温泉では週2回、地獄谷で鬼花火というイベントがあるので、道央道で登別へ戻り、花火を楽しんだ。

 3日目は洞爺湖から北上するコースをたどった。洞爺湖から車で10分ほどの丘の上にある「レイクヒルファーム」でアイスクリームを楽しみつつ、愛犬を遊ばせる。他の犬連れの旅行客と出くわして、ご挨拶した。その後羊蹄山へ向かう。

羊蹄山の近く(ニセコ周辺)には湧き水を楽しめるスポットがあり、澄んで冷え切った湧き水を味わい、ドライブの疲れを癒す。愛犬にこれから与えるため&自分用にペットボトルにしっかりと溜め込んだ。

次はきのこ王国などの観光用スポットに立ち寄りながら余市を抜け、日本海を眺め、小樽へ向かった。

小樽の屋台村で昼食をいただく。我が愛犬は豪快な「夕張メロン半カット+ソフトクリームてんこもり」デザートに驚く。

小樽市内を観光し、その後札幌のさっぽろ羊ヶ丘展望台へ移動。

このエリアでは犬を散歩させることは出来ないため、抱っこでクラーク博士と記念撮影し本日の観光を終了する。

最終日は南千歳にあるアウトレットモール・レラに向かった。犬と楽しめるスポット(ドッグランやドッグカフェ)がふんだんにあり、お店も複数あり品揃えが豊富である。愛犬には祭り用の法被を試着させてから買った。

ドライブの多い旅であったが、気候が涼しいため、避暑できるスポットを探すと言った苦労がなく、犬と休憩する場所に困った点もなく、今までの旅行で一番、犬と気軽に移動が楽しめた。乳母車に犬を入れて移動するとあちこちで話しかけられ、我が愛犬もにわかに人気者になり、非常に楽しそうだった。また機会があったら、是非訪れたいと思う。

(2010/7/15泊)

(2010/7/26)(神奈川県、Y.Oさん)

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