ペットと泊まれる宿・ステイウィズドッグ

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宿体験記

蓼科高原 - 暖炉のあるペンション TART(たると) 2016年10月29日で閉館

宿体験記

蓼科高原 - 暖炉のあるペンション TART(たると) 2016年10月29日で閉館

冷え込みが厳しくなってきた1月下旬、都心でも雪が積もる日があったあとに、比較的アクセスがよく、大量に雪のあるところへ遊びに行こうと、蓼科方面への小旅行を計画しました。
宿泊場所のあてはなく、ステイウィズドッグや個人ページなどで情報をさぐり、当初中央道沿線の宿を考えたのですが、直前に予約中止になってしまいました。再検討の後、今回フィールドとして選んだ場所からアクセスがよい事と、料理がおいしそうという事、犬連れ可の説明内容がしっかりされていた事、価格帯が納得のいく範囲であった事などがポイントとなり、ネット予約最終日となる宿泊日の2日前に申し込みをさせていただきました。
その後予約完了と道中の注意について案内メールをいただき、予約がちゃんとされている事が確認できました。
また同時にFacebookページも開設されているようなので、そちらからも簡単にご挨拶をしてみました。時間的に準備や検討する時間が深夜になってしまう普通のサラリーマンにとって、ネットが使える事は有利なのです。
立地はピラタスロープウェイ近く、坂をずんずんと登った標高が1500mを超えるペンション村の上の方に、その「ペンションたると」さんはありました。16時半頃にチェックインの予定として予約したのですが、結果的にはチェックイン可能となる15時を少しまわった15時半に宿に到着してしまいました。
斜面に建つクリーム色の建物は、一目でわかりました。円形のリビングルームとその中央から伸びる煙突が象徴的なデザインです。どうやら車は下に停めて、そこから外階段を経て玄関に至るというエントランスのようです。
停めやすい駐車場に車を入れ、荷物を下ろして階段を登ろうとすると、かわいい雪だるまがお出迎えしてくれました。くーはそれに気がついたようですが、クンクンと確認したあと、なんだ生きものじゃないや、と言わんばかりにプイとそっぽを向いて、足どりかるく階段をあがっていきました。
玄関を入るとオーナー奥さんが出てこられ、歓迎してくださいました。フロントで宿帳に名前を記入し、お部屋に案内していただきます。くーは一旦クレートに入れて、それごと運びました。雪のおかげで足やおなかは綺麗なものです。
基本的に玄関とフロントのある1階フロアに、中央に暖炉のあるリビングと、カウンターバー、食堂、厨房などがあるようです。客室はすべて2階にあり、私たちはその中のフローリングの部屋に案内されました。
今回私たち以外に1組泊まられるそうで、そちらは予約時にバストイレ付きの部屋が1つ埋まっている事からわかっていました。
私たちはバストイレ共同でフローリングの部屋をリクエストしていました。カーペットでも大丈夫だと思ったのですが、フローリングの方が犬も臭いが気にならずストレスは少ないでしょうし、もしも何かあった時は安心です。
そしてユニットバストイレが付いていない部屋な分、少々低い価格設定になっていて、そちらを私たちは優先したのでした。
部屋は斜面側にあり、窓の先は雪のついた斜面が見えました。ちょうど階下の風呂へのアプローチ階段や、バストイレ洗面所が隣接しています。今日はこの共同設備を使うのが私たちだけなので気楽です。
その対面には宿泊者が自由に使える冷蔵庫や、お湯のポット、コーヒーや紅茶、日本茶のティーバックやカップなどがあり、自由に飲む事ができます。その奥には、ペット用に自由に使えるトイレトレーやトイレシーツ、水やフード用のボウルが揃っていました。また子供のオムツやペットシーツの処分方法もちゃんと匂わないように分別・専用のビニール袋が常備されており、気配りが感じられました。
チェックイン後、さっそく温泉風呂に入らせていただきました。
くーはその間、部屋のクレートでお留守番です。私たちが泊まった部屋の横の階段から階下に降りると、露天風呂と内風呂の2つがあり、どちらもドアノブに「空いています」と「入っています」と裏表に書かれている札がかかっています。家族で貸し切りで入られるようになっていました。
まず露天を覗いてみると、洗い場が防水畳が敷かれているのが見えました。もうひとつ扉を開けると軒がついた湯船が。風や雪がふきつける天候でも入浴できるようにと、ビニールマットがスクリーンのようにかけられており、ゆっくり温まる事ができるようです。
私たちも露天は大好きなのですが、今回は時間もある事なのでゆっくりと内風呂の方を使わせていただく事にしました。脱衣所も清潔で、設備も充実しています。お湯の温度は一定に保たれているので、熱すぎずぬるすぎず。どちらかというと私は熱めが好きなのですが、これ以上熱いと妻は入れないでしょう。泉質はアルカリ性単純温泉で、さっぱりという感じです。
先に私が出て部屋に戻り、留守番させたくーをなだめます。最近ちょっと病気をした関係で甘くなり、文句を言うようになってしまいました。不満を態度で示しますが、それでもちゃんと言うことはきいてくれます。温泉から出て温まった体は適度に疲れているので、夕食まで休憩です。テレビは液晶の地デジ対応でとても綺麗に映りました。雪が降り続いている関係で、上越や長野の北部も大雪注意報を報じています。
その間リビングの薪ストーブを見にいきました。穏やかな音楽が流れている中、火がはぜる音がいい感じです。まわりに飛ばないようにネットがかけられていて安心して近寄って暖まる事ができます。ふとアップライトピアノの裏に、マッサージチェアをみつけ、オーナーの奥様に声をかけてみると、使っていいとの事。私は旅先で温泉の楽しみのひとつとして、マッサージチェアがあるので、遠慮なく利用させていただきました。
その後夕食時間になったので、くーをクレートごと食堂に連れていきました。もう一組のお客さんと初めてご対面。名古屋から来られたご夫婦のようで、スノーシューを楽しまれたとか。楽しかった1日の事を振り返って楽しくおしゃべりをされていました。くーは妻の足元で食事中は待機してもらいます。
こちらはお酒もいろいろと選べるようですが、私がお酒を殆ど飲めないので、妻がグラスワインの赤を頼みました。待望の料理が運ばれてきました。まずは前菜の盛り合わせ。サーモンにバルサミコソースがかけられたものや、野菜などが盛りつけられています。
次にハマグリと大麦のポタージュ。暖まります。それをいただいているところで、待望の焼きたてのパンがやってきました。
オーナーご夫妻はパン職人の経験もあるとの事で、パン屋さんとしても十分やっていける味でした。チーズ、シナモン、さつまいも、ベーコン、ベリー系などいろいろ楽しめます。パンにつけるお手製マーガリンや、オリーブオイルなどもこだわりを感じさせ、パン好きにはたまりません。特に妻はパンが大好きなので、終始にこやかでした。
その後大きなエビが入った熱々のミニグラタンが出て、胃袋のエンジンがかかり始めます。しかし次に出てきたのは、巨峰の粒ぐらいのグレープフルーツシャーベットでした。口なおしだそうで、キュッと味覚が引き締まる気分がしました。
そしてメインとなるビーフシチュー。多くはないのですが十分な量で、これまたパンにあいます。柔らかく煮込まれた肉というものはなんでこんなにおいしいのでしょう。ごはんはどうですかと訊かれましたが、ごはん好きな私でもこの時点でパンで満足していたので、遠慮しました。
そして最後のデザートで、キャラメルのアイスとショコラケーキ。そしてコーヒーか紅茶をゆっくり楽しみます。私はコーヒー、妻はいつも紅茶です。苦みの効いたケーキと、キャラメルの甘みのアイスがしめてくれました。
オーナーの奥さんが終始配膳やお話を担当されていたのですが、最後のデザートは旦那さんが持ってきてくださいました。おいしい料理への感謝を込めて、一言ご挨拶です。
食事の間くーはおとなしくしていましたが、もう一組のお客さんがくーに気づき、静かにしている事を褒めてくださいました。くーは食後にやっとクレートから出してもらい、みなさんの足元にご挨拶。こういう時に人好きなのは特権です。
しばらくお宿の話や観光の話などをしつつ、食堂に長居してしまいました。向こうに見える暖炉の炎がとても落ち着けます。そのまま部屋に帰らず、一旦外に出て、くーに排泄などをさせました。冷え込んでいて氷点下10度ぐらいでしょうか。ドッグランが併設されているようなので行ってみますが、くーはもう十分という感じだったので部屋に戻る事に。
温かい部屋に戻ると睡魔に襲われました。いつも旅の初日はそうですが、早朝から行動する分、疲れが出るのでしょう。こちらでは無線LANを開放してくださっているので、PCとiPhoneを一時的に使わせてもらいました。複数のSSIDが表示されたのでよくわかりませんが、実はご近所さんのも入っていたかもしれません。
明日の食事処などの調査やSNSのチェックをちょっとだけして、布団にもぐり込みました。妻はしばらくテレビをみていたようですが、夜中に目が覚めた時は真っ暗でした。くーはクレートの中で寝息を立てていました。
食事は7時半にパンが焼き上がるとの事で、6時半に私だけ起き出して、寝癖をつけたまま温泉に行き温まりました。旅先の温泉での朝風呂は大好きです。ただ長く入りすぎるとその日の行動に支障が出るので、寝癖を直しついでに適度に軽くつかりました。
7時に部屋に戻ると、既に妻も起きて着替えていました。食堂に行く前に、くーを外に軽い散歩に連れ出す事にします。外はキンキンに冷えていて、車は夜に降った雪ですっぽりと包まれています。おいてあったスノーブラシで雪落としをしました。天気は曇りですが青空ものぞいています。
部屋に戻り、朝食です。焼きたてのパンや、温かいスープを楽しみました。食事している最中に、有感地震が2度あり、私の携帯に富士五湖付近が震源と表示されていました。最近本当に地震ばかりで心配です。
オーナー奥さんと犬の話を少ししたあと、部屋に戻って荷物の片づけました。もう一組の年配のご夫妻が一歩先にチェックアウトされ、そのあとを追って私たちも宿を清算。奥さんに丁寧に見送りをしていただき、宿を後にしました。
暖気をしっかりしてエンジンを温めたあと、せっかくなので逆方向の少し上の方までペンション街を登ってみると、スキー場のゲレンデにぶつかりました。そこから美しく輝く蓼科山を見る事ができました。
(2012/1/27泊)
(2012/2/11掲載)
(東京都、Yさん  くーたら日記 Hill Breeze)


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