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宿体験記

八丈島 - 八丈島パークホテル

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八丈島 - 八丈島パークホテル

我が犬は水にぬれるのが大嫌いである。そんな愛犬に海遊びの楽しさを体験させてやりたい→離島に連れて行きたい。そこで東京のそばにも離島があるという理由で八丈島に行くことにした。
羽田-八丈島の飛行機は全日空で3便ある。朝の便を手配したかったのだが、出発3週間前でも既に満席だったため、お昼の便で出発。搭乗手続きカウンターで航空会社でレンタルしたクレートに我が愛犬を移し、移動の間しばしのお別れ。どこまでも飼い主と一緒に行く決意を固めている我が愛犬は、驚き悲しそうな顔で飼い主を見つめる。「ごめんね、すぐ会えるから…」この言葉は嘘ではなく、飛行機は、離陸してから30分で八丈島に着いていた。
荷物と我が愛犬を受け取ると、空港までホテルのオーナーがバンで迎えに来てくれていた。レンタカーも宿の近くにある、ということで、そのままホテルへ向かう。
空港を出ると、私たちが勝手に想像していた熱帯雨林が茂る南の島!というイメージとは全く異なるということに気がついた。ゴルフコースをドライブしているような気分になる。舗装されている道は広く、車が少なく、道の両隣はグリーンに囲まれているが、木々が少ない。
火山土壌と風土の関係で八丈島は岩が多く主な植物はソテツであり、今までに経験したことのない風景だった。八丈島は二つの聳え立つ山からできており、空港はそのハザマにある。
空港から15分ほどのドライブで八丈島パークホテルに到着。広い216号線を途中で右折し、気が茂る見通しの聞かない細い道を進むと、長い生垣が見えホテルゲートから更にホテル玄関までが車寄せ・前庭になっている。大きなお屋敷のようなアプローチである。
車が到着するなり急に天候が悪くなり、スコールのような雷雨となる。日差しが翳ると、周りに建物がないので急に「真っ暗」な状態になる。建物はソテツの木に囲まれ、年季が入った2階建ての洋館といった印象。愛犬と玄関に入るなり、奥様の優しい歓待を受け、部屋に通される。
両親が和室1室、私達夫婦がツインの洋室をお願いしていた。タイル張りの玄関ホールが広く、やはり薄暗い。
中は懐かしい昭和の雰囲気で、天候の影響もあり、一瞬江戸川乱歩の世界にタイムスリップした気分になる。
長い廊下の突当りが客室。到着した日と次の日は、宿泊客がたまたま私たちのみだったのと、(最初に様子を見て、我が愛犬が室内犬であること・全く えないこと・コマンドが効くこと・粗相をしないことを理解していただけたからなのか)、「ワンちゃんを放していても良いですよ」と言って頂いた。
その為、犬について気を使わずにすみ、くつろげた。愛犬は喜んで、ノーリードでロビー・廊下・客室をうろうろし、リラックスし、人間以上に今までにない喜び方である。(最終日は他のお客様がいらしたので、リードをつけ、迷惑がかからないようにしました。)
雨が止んだところで徒歩15分ほどのところにレンタカーサービスに向かい、そちらで車を借りた。空気が澄んでおり、大変気持ちが良い。
夕食は奥様のお手製、郷土料理。別室の和室でいただく。愛犬も同伴。(犬が食べたがり、抑えていたので、写真がありません)出されるお料理は初めて見るものばかり。トビウオ。亀の手。(説明を伺うまでは、本当に亀の手だと思っていたが、実際は貝です)。アシタバ、海苔がおいしい。奥様お手製の洋菓子をデザートにいただく。八丈島パークホテルは、もともと素泊まりが基本になっている。今回犬連れということもあり、宿以外では食事をする場所がなかったりすると困るのでは?と懸念したため、宿泊にお食事をつけていただいた。
いたせりつくせりのきめ細かなサービスとファシリティの豪華さでリゾート気分を味わいたい人向けではないが、釣りやダイビングを一日中楽しみたい、自由旅行を楽しみたい方には、温かみのある過ごしやすいホテルである。
夜になり、島をドライブしてみた。ホテル玄関を出ると真っ暗である。久しぶりに「真っ暗闇」というのを体験した…都会は夜でもかなり明るいということを改めて実感。風が強いため、暗闇で風の音と風に揺れるシダの音が響く。ちょっと怖くなってきた。
町の中心部へ向かう。夜も開いているお店は少ない。メジャーなコンビ二も見当たらず、「島生活」を実感する。1時間ちょっとで、島の半分と島の中心部の道を制覇した。
夜中に犬が起きだすことを考え、夜食準備も兼ね、飲食店ではない、食べ物を犬と食べれるスポットを通りがかった人に尋ねたところ「ブーランジェリー」というベーカリーを教えてくれた。夜12時まで開いている店の前に駐車スペースとベンチがあり、屋根もある。なるほど、犬と座って食べられる。手作りパン(種類豊富!)・ケーキの他、お弁当、スナック、ジュースなどを置いていた。甘党の主人はベンチに座って菓子パンを堪能する。
翌日はホテルで朝食に和食をいただき、八丈植物公園にへ向かう。八丈島だけに生息する小さい野鹿の「キョン」を見ることができる。愛犬もはじめて目にするキョンにおっかなびっくりの反応を示していた。
その後八丈富士へ向かってドライブ出発。
海に聳え立つ山であるため、風がきつく天候が変わりやすい。(ハイキングもできるが、しっかりと登山用具を準備されることをお勧めします。)
山頂に半分ほど車で向かうとふれあい牧場がある。牧場では搾りたての牛乳が飲める。とてもおいしい。
牧場は傾斜地にあり、傾斜地を下がる通路の行き止まりには市街地を一望する展望台があり、島の西・東・八丈小島にいたるまでの海原がひろがる眺めを独占する。
離島にいることを実感するが、ここも実は東京都であり、不思議な気がする。我が愛犬は心配していた暑さにもやられず、風に吹かれて涼み気持ちよさそう(写真F)。実際、人間は寒さを感じるぐらいだった。我が愛犬は、はじめて見る牛にびっくりし、匂いをかぎ、目を見開いているが、牛も、牛模様の我が愛犬を見て、「これは牛か?」「いや違う…」「では何なんだ?」などと関心を寄せ、牧場を横ぎる人間の通路に向かって放牧してある牛たちもどんどん集まってくる。おそらく犬連れがこの牧場に来るのが珍しいからだろうが、私たちが牛たちに「眺められている」という、逆転現象が起きて、貴重な体験ができた。
下りは、緑色の八丈小島が午後の日光で輝く海原に聳え立つ、雄大な姿を眺めながら八丈富士を島の西側へ下りていく。(このドライブコースは素敵な写真を撮りたい方へは是非お勧め。)そこから先のドライブ道は南原千畳岩まで、車で20分ほど続き、サイクリングコースにもなっている。
釣りのスポットにもなっているので、釣り好きの人にはたまらないだろう。南原千畳岩は、火山岩が海に広がってできた場所で、一部は整備されトイレや腰掛けるところがある。
ここから光に輝く海へ沈んでいく夕日の眺めは八丈島の景色の中で一番美しいと思う。八丈島は流刑の島だったので、流された人がどういう思いでこの夕日を眺めていたのだろうと考えた。当時の江戸の人にとっては、今では想像もできない「世界の果て」であったのだろうと思いをはせる。
3日目はもうひとつの山、三原山にある裏見ヶ滝散策路(流れ落ちる滝の「裏側」を歩けるから「裏見」の名がついたらしいです)へ向かう。
車をおりると、周りはヘゴシダの茂るジャングルになっていて、車道から一歩入ると急な斜面が続く細い山道(散策路)が続き、ぬかるんでおり滑りやすい。
飼い主が脚力に自信がある・かつコマンドの利く散歩が大好きな犬である、という組み合わせでないと滝へはたどり着けないでしょう。到達したときの達成感と、滝の裏側から水流を通して通ってきた道を眺められる、稀有な体験の 晴らしさについては、行くだけの価値はあります。
散策路の始点には温泉が湧き出しており、露天風呂になっている(裏見ヶ滝温泉)。(自然の状態の温泉なので水着か短パンを持参しましょう。)改めて八丈島が火山でなりたっていることを実感する。
また、この周辺は普通の温泉浴場も多くある。家族は The Boon という温泉で疲れた体を休め、犬と私はその目の前に広がる海のそばで散策を楽しんだ。
その後、海水浴場に向かい、犬に海遊びを体験させた。
水にぬれるのが大嫌いな我が愛犬は、「逃げてもやってくる水=波」を見て驚き怖がり全身で海に入るのを抵抗していたが、我が愛犬に海あそびを体験させるという、この旅の第一目的はこれで達成できた。
八丈島は、島固有の自然が色濃く残り、かつ歴史遺跡も多く、タイムスリップ気分に浸る場所が豊富で、非常に有意義な時間を過ごすことができる。
夫婦犬連れ、+子供連れでも、それぞれとても楽しい時間になるだろう。
リゾートを選びがちな私たちだったが、今回の旅行で旅の新たな楽しみ方を覚えたホテルのご主人は八丈太鼓をたしなまれるということで、ホテルロビー横の大和室に、大太鼓が数台おいてあった。今回の滞在期間中に八丈太鼓を耳にする機会がなかったが、再訪する機会があれば、是非聞いてみたいものだと思う。
(2008/9/20泊)
(2010/6/20)(神奈川県、Y.Oさん)
 


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