いぬやど、ペット宿3000軒【ステイウィズドッグ】- 倉橋島・海辺の名物蟹宿えくぼの体験記

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倉橋島 - 海辺の名物蟹宿えくぼ

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広島平和公園と安芸の宮島観光に便利で、大型犬が泊まれる宿を探したところ1棟丸ごと貸してもらえる貸別荘の「えくぼ」を見つけました。
貸別荘というのは自炊が多いのですが、遠い神奈川県から来て疲れているところで自炊をするのは嫌だなと思っていたところ、こちらは、2食付きだというので即断しました。
小型犬が泊まれる普通の宿は多いのですが、大型犬となるとなかなか見つからず、結局キャンプになってしまう事が多いので、えくぼを見つけられて嬉しかったです。

ちなみに、安芸の宮島の厳島神社へは、船で渡らなければ行けないのです。が、大型犬も普通に船に乗せてもらえますよ。特に面倒な制約も無く、人と一緒に乗船できたので驚きました。船乗り場の駐車場に車を置いて、愛犬と渡し船に乗って、お手軽に厳島観光ができました。

さて、海辺の宿・えくぼですが、瀬戸内海の倉橋島という島に有ります。呉市から瀬戸内へ向かって走り、赤い音戸大橋を渡って倉橋島へ入ります。そこからしばらく走ると、別荘らしい可愛らしい家が立ち並ぶ別荘地が出てきます。

その別荘地の緑とオレンジ色の家2軒が、貸別荘のえくぼです。今回私達は、おとな3名と大型犬1匹で予約しましたので、色鮮やかなオレンジ色のトマトの家に案内されました。
だいたいの到着時間を伝えてあったので、オーナーが先に来て待っていてくれました。荷物を車から降ろし、落ち着いたら、まずは、宿泊の説明を聞きました。
オーナーは、トマトの家から2時間離れた場所に住んでいるので、食事の用意をしたら帰ってしまい、明日の朝も来ないので、この顔合わせでお別れという事なんです。
ご飯は、朝食と夕食の分を焚いて、ジャーの中に入っています。食器は自由に使って下さいとのことでした。

お風呂の使い方、お布団の事、生ゴミ箱の場所、食器を洗った後の事や掃除機などの説明を受け、『ご自分の別荘だと思って、綺麗に使って頂けたらと思います』と締めくくり、オーナーはトマトの家のキッチンで、夕食の支度をはじめました。

オーナーと他愛ないお喋りをしながらお茶を飲んで一服したら、別荘地のお散歩へ出かけました。トマトの家の裏手へ、別荘地の静かな道をぶらぶらと歩きました。トマトの家の裏手には、川が流れていました。　愛犬は、新しい土地の匂い嗅ぎに夢中です。

トマトの家の正面側は、遠浅の広い海岸になっています。うちの愛犬は水が苦手なので、海岸を見ても知らん顔ですが、寿命で他界した先代の愛犬だったら、泳ぎたいって言うだろうなぁと思いました。

トマトの家の間取りは、シングルベッドが2つ置いてある寝室と、広いリビングとキッチンの他にバストイレ付の1LDKです。リビングは、畳敷きの台に座卓が置かれた部分とカーペットが敷かれた部分に分けられています。3名で行ったので、畳の部分にお布団を敷いて、1人はそこで寝ました。愛犬用に、ワンタッチ式の折りたたみケージを持って行きました。

玄関を入ると、室内はログハウスのような木造りで、高い天井にはシーリングファン付きの照明があって、とてもお洒落でした。散歩から戻ると、希望した時間に、夕食が畳の上のテーブルに用意されました。

献立は、カニ尽くしのプランで予約をしたので、カニ鍋と茹でカニとカニの甲羅揚げです。近くにコンビニとかは無いので、お酒やジュース類は持ち込んで下さいと聞いていたので、抜かりなく買っていきましたよ。

自分達だけで、ワイワイと楽しい夕食を済ませ、後片付けをして入浴をして、旅の疲れもあってぐっすりと寝ました。

翌朝、早朝散歩の後は、オーナーが作って冷蔵庫に入れておいてくれた朝食を、暖めて食べました。食事の後片付けをして、掃除機をかけて、ゴミをゴミ箱へ捨て、荷物を車へ立つ鳥跡を濁さず(笑)的に、テキパキと片づけを済ませて、所定の場所へ鍵を入れてチェックアウトをしました。
(2015/8/30泊)
(2016/4/27)(神奈川県、J.Tさん)

倉橋島海辺の名物蟹宿えくぼお宿情報