|
2000年師走、千葉のリング・ウッドフィールドに行きました。以前より噂では聞いてましたが、なかなか千葉に足が向かなかったのです。いつも突然旅行に出るため前々日の寒波をさけ暖かい千葉に行くには良いチャンスと電話し決行しました。偶然空いていて良かったです。このペンションはドッグラン併設で近頃人気のあるペンションです。
こちらのペンションは、1999年夏に出来たばかりで、オーナーご夫妻はご自身の犬との暮らしの経験を元に、犬連れのためのこだわりのペンションを実現されました。ご夫妻で精一杯のもてなしをするためには5部屋だけの小さなペンションが良いというのがコンセプトのようです。
こちらには、マーベリーとオリーブの親子のL.R.がいてとてもマナーがよくおりこうです。夕方にはオーナー共々ゲストの犬たちとドッグランで遊んでくれることもあるとのことです。
ドッグランが使える14:00丁度(今年まで、来年からチェックイン3:00)に到着してまず感じたのは、ドッグランは600坪の西洋芝で敷き詰められています。回りは柵に囲われ、隅から隅まで歩いてみましたが地面は整地され、危険なでこぼこもなく、その上には芝生が敷かれ、犬の足にも負担がかかりません。広々悠々と遊ぶことが出来ます。夏場は今年完成したウッドデッキに葦簀をかけ、日よけをつくるそうです。3時をすぎると陽がかげり少し寒くなりますが、お昼から3時くらいまではぽかぽか状態でした。
当日、ミニチュア・ダックスが飼い主さんに抱かれてペンションに到着しました。オーナーはパンツを履いたミニチュアダックスにヒート中ですか? と問いかけました。飼い主さんは「始まって20日以上経過してますが念のためです」との返答、オーナーは「今日は、オスのワンちゃんもいますから集まる場にはお連れにならないで下さい」と言われました。
犬連れペンションの宿命ですが、突然ヒートになってしまったワンを連れて来たお客にまさか駄目です。とは言いにくいものです。そんな場合、しようがないかというペンション側も不問に伏すこともまだ多いかと思いますが、しかし、同宿した他のお客(犬たち)への配慮をしたオーナーの言葉にはとても感心し好感が持てました。すべての宿泊者が楽しむため、はっきりと注意ができるペンションはポリシーを感じますね。
ペンション玄関前には、足洗い場があります。また、玄関にある足拭き雑巾は乾いたものと湿ったものがあり、また階段の踊り場にはコロコロとハンディークリーナーがあり自由に使えます。リビングでは、暖かいコーヒーと紅茶がいつでもフリーサービスで飲め、ありがたいです。
共同のお風呂は二つあり、24時間入浴はできませんでしたが、15時から23:00、朝は8:30まで使用することができます。お部屋は少し狭めですが、天井が高く開放感があります。室内はお湯の出る洗面台とトイレがあり便利です。また、ドアや家具は釘を使わないというこだわりでオーナーが自作されたそうです。壁は珪藻土という天然素材です。昼間たくさん陽がはいりお部屋を暖めているからか、室温は暖房をしてないのに掛け布団一枚で暖かく快適でした。ダイニングのテーブルや椅子ももちろん手作りの暖かい家具です。また、ドッグラン入り口をロックする金具などもとても工夫されています。
夕食は、栄養士のオーナー夫人が担当され、丁度良い薄味のヘルシーなメニューです。当日のメニューは、前菜5種(りんご酒、合鴨のたたき、タマネギのプリン、ヒヨコ豆のインド風、牡蠣のスモークのサラダ)、じゃがいものポタージュ、自家製パン、風雷鶏の黒オリーブ煮、黒豆の炊き込みご飯、ティラミス、オレンジ、ハーブティーでした。中でも、黒豆の炊き込みご飯は丹波の黒豆を使用し、ふっくらと炊けてました。天然酵母の自家製パンも、表面はパリッとしていてとても香ばしく中はとてもやわらかく実においしくかったです。おかわりしちゃいました。
翌朝もドッグランでトレーシーは何度もボール遊びをしました。
二日間、東京では絶対に(と言っても過言ではない)味わえない芝生のドッグランでトレーシーは遊び、大満足してくれたようです。若いオーナーご夫妻のさわやかな対応が心地よいペンションでした。
(2000/12/29)(LIVING WITH DOGS)
|